ユナイテッド・アーバン投資法人が投資口追加発行、モレラ岐阜等4物件を取得

(Nov. 17, 2025)

ユナイテッド・アーバン投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資発表は2019年6月以来6年5ヶ月ぶりとなる。 発行口数は131,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は6,400口。これにより発行後の投資口数は4.5％増の3,200,000口となる予定。 調達額は240億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は「モレラ岐阜」等、商業施設2物件、工場1物件、底地1件の計4物件、取得額は計382.9億円。これら取得後及び公表済の物件売却を反映した2026年5月時点のポートフォリオ全体の規模は7,289億円となる。 これらに伴い第45期（2026年5月期）は、新規4物件の賃貸収益を反映し、10月に公表した業績予想に対し5.7％増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金は4,550円と1.1％増となる見通し。 併せて第46期（2026年11月期）業績予想を発表。第46期は、「心斎橋OPA本館」の20％を売却する。これによる売却益4,266百万円が寄与し、前期予想比1.1％増益を見込む。物件売却益を全額分配、更に一時差異等調整積立金より77百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,600円となる見通し。 これで2026年年間の予想分配金は9,150円となり、2025年～2027年の中期目標である年間9,000円を超える見込み。 引き続き物件入替え及び物件取得により、年間9,000円超の分配金を目指す。