日本ロジスティクスファンド投資法人が第24期決算、投資口の追加発行、八千代物流センターⅢの取得を発表

(Sep. 11, 2017)

日本ロジスティクスファンド投資法人（JLF）が、第24期（平成29年7月期）決算を発表した。 第24期は「草加物流センター」の追加持分、「新木場物流センターⅡ」を取得。また「清須物流センター」の再開発が完了した。これによる賃貸収益が寄与し、前期比2.4％増益、1口当たり分配金は4,180円となった。 期末のポートフォリオは43物件、資産規模（取得額合計）は2,382億円、有利子負債比率は40.7％。 併せて、投資口の追加発行を発表した。公募増資は2年ぶり。発行口数は42,750口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,250口。これにより発行後の投資口数は5.1％増の925,000口となる予定。調達額は約95億円を見込み、9月及び10月に取得予定の2物件の借入金の返済及び手元資金に充当する。 更に、物流施設の取得契約を締結。物件は、千葉県八千代市に現在開発中の物流施設。売り主である建設会社と協同で開発を行い、平成30年8月竣工後にJLFが取得する予定。取得額は32.86億円。 第25期（平成30年1月期）は「春日井物流センター」の再開発が完了、また「横浜町田物流センター」「高槻物流センター」を取得予定。これらの賃貸収益が寄与し、前期比9.4％増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金は4,350円と前期を4.1％上回る見通し。 第26期（平成30年7月期）は、固都税の増加により、前期予想比1.8％減益を見込み、1口当たり分配金は4,270円となる見通し。