インヴィンシブル投資法人が第27期決算、投資口の追加発行、レジデンス2物件取得を発表

(Feb. 22, 2017)

インヴィンシブル投資法人が、第27期（平成28年12月期）決算を発表した。 第27期における物件取得はなし。前期に取得したホテル等の通期寄与、融資手数料や投資口発行費の減少により、前期比24.5％増益、1口当たり分配金は1,477円となった。 期末のポートフォリオは124物件、資産規模（取得額合計）は2,666億円、有利子負債比率は51.3％。 併せて、1年ぶりとなる投資口の追加発行を発表した。発行口数は185,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は9,250口。これにより発行後の投資口数は5.3％増の3,870,074口となる予定。調達額は約87億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、荒川区南千住に大和ハウス工業が開発した大規模マンション2物件。スポンサーであるフォートレスグループとの間の優先交渉権を行使した。2物件の取得額は計245億円。これによりポートフォリオ全体の規模は9.2％増の2,911億円となる。 第28期（平成29年6月期）は、上記2物件の収益が寄与する一方、非繁忙期につきホテル売上げ低下に伴い前期比15.5％減益を見込む。利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は1,240円となる見通し。 第29期（平成29年12月期）は、ホテルの繁忙期につき前期予想比23％増益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は1,481円となる見通し。