2019年10月28日

【特集】REIT物件の魅力を直感的に伝える新たな手法とは? グローバル・ワン不動産投資法人(GOR)の実例に迫った。

今回、グローバル・アライアンス・リアルティ株式会社 山崎 弦氏にご協力をいただき、物件紹介動画の制作に至る経緯や、リニューアル公開後の反響など伺ってきました。

⑥普及しつつあるドローン、その活用シーンにはどんなものがあるのか

GAR山崎氏とPT+松下の対談風景

【GAR山崎氏】
今回は私たちがドローン撮影を依頼したユーザーサイドで、どういうところがよかったかと聞かれた立場ですけれども、逆にいまドローンがなぜこんなにうけているのでしょうか。

【PT+松下】
大きな流れでいうと、少子高齢化が1つの要因として存在します。地方だと、おじいちゃんおばあちゃん世代がやっている農業などが収穫量を維持しなければいけないというところで、農耕機具の自動運転であったり、ドローンを使った農薬散布であったりというものが徐々に使われだしています。

あとは土木建築業とかもそうですけれども、人が少なくなっている中、国土交通省がi-Construction(アイ・コンストラクション)という、ICTを使って建設システム全体の生産性向上や魅力ある建設現場を目指そうみたいなことを提言してまして、ドローンを使った測量や点検を全国で広げていきましょうという動きがあります。

なるべく少人数で効率よく作業ができる環境をつくるというところでいまドローン活用の場が増えてきているんです。

その他だと、ドローン撮影、ドローンレースなどエンタメ系ですかね。 面白いのは、プログラミング教室などの教育で結構使えるということです。 いままでプログラミングって、コードを書いて画面上で何かを動かしてそれを見るだけでしたが、実際に自分で組んだプログラムでドローンを制御し目の前で動かす。 自分のイメージ通りに飛ばなかったら、どこがいけなかったのかを考え、プログラムを修正し再度試す。PDCAサイクルを回して、しっかりと建設的に考えていくという教育の分野ですごく活躍できる可能性があります。

2020年のプログラミング教育必修化もあって。先生の資格とはまた違うのですが、僕もドローン・プログラミングを教えるためのセミナーを先日受けに行きました。なのでもう教えられる状態ではあるんです。 機会を得て子どもたち、学校の先生にもドローン・プログラミングを教えていけたらいいなと思っています。

小学校の先生って、いろいろな教科をやっているから大変じゃないですか。 だからこういったドローンのプログラミングを教材として使ってもらい、どうやって教えて、どういった課題を出してあげれば、プログラミングを楽しく学ぶことができるのかアドバイスし、うまく広げていけたらいいなと考えています。

【GAR山崎氏】
いまはコントローラを使った操作ですけれども、プログラミングでもできるんですね。

【PT+松下】
そうですね、プログラミングで操作できます。 プログラミング飛行の事例として編隊飛行というものがあるんですが、 数百台のドローンにLEDの照明を取り付けて、夜空に飛ばして文字や形を表現するショーみたいなものを将来的に僕らもやりたいと思っています。

南の島とかで、イベントをやったときに花火の代わりに編隊飛行をやるとか、 そういうところでいろいろ活用してもらうシーンがあるのかなと。

いろいろな国の国家イベント等で、僕らが手掛ける編隊飛行ショーをプログラムの1つとして組込んでもらうことが今掲げている目標の1つです。
その実現に向け一歩一歩進めているところではありますね。

【GAR山崎氏】
ライバルは多いんですか。

【PT+松下】
編隊飛行ショーに関しては、国内でのライバルは1社か2社しかいませんね。機体をたくさん買わなければいけないので、まず資本力がないとなかなか難しいんですよね。1機体20万円ぐらいするものを100個買ったら、それだけで2,000万円になるので、その辺りが参入しづらい部分でもあるのかと思いますが、まだまだ未開拓の分野なのでこれからだと思います。

【GAR山崎氏】
テレビの番組でダムの壁のチェックを、これまでは人がぶら下がってやっていたけれども、それがドローンでできるようになったと言っていて、 ああ、これこそがドローンの仕事だなと思いましたね。

【PT+松下】
そうですね。わざわざ足場を組まなくていいですし、危険な仕事から人の命を守ることにもなりますからね。 通常は撮影用カメラをドローンに付けるのですが、赤外線カメラを付けることもできます。 建物の外壁剥離状況などを、3年や5年で1度検査をするんですが、 それを赤外線カメラを付けたドローンできるようにしたいなと考えています。 しっかりと実験をした上で、実用できるレベルであれば、REIT業界にドローンを使った点検業務を提案していきたいと考えています。

【GAR山崎氏】
ドローンレースは屋内と野外だとどちらが多いんですか?

【PT+松下】
半々ですね。 室内競技場の中にレース場を組んでやる場合もありますし、 2019年9月に北海道の斜里町で開催したドローンフェスタでは、オフシーズンのスキー場を活用して野外レース場をつくりました。

【GAR山崎氏】
是非やってみたいですね。本当に面白そうだなと思って。

【PT+松下】
空人が運営する通販サイトでドローン一式揃ってしまいますから、 是非覗いてみて下さい(笑)。

【GAR山崎氏】
いま着ているのは、ドローンチームのTシャツですか。

【PT+松下】
そうです。僕らは「空人(そらじん)」というチームで活動してまして。

【GAR山崎氏】
じゃあ別に自前のTシャツでラフに来たわけではない(笑)?

【PT+松下】
違います(笑)。
一応チームのPRも兼ねていつもチームTシャツを着ています。

日本ハムファイターズのキャラクターのB・B君というマスコットがいるのですが、いま北海道の町おこしに協力するため各地を回っているんです。
先日B・B君にドローンの操縦を教える機会があり、B・B君のブログに「ドローンを教えてもらったよ」というタイトルで記事をアップしてくれています。
そこにこのTシャツを着た僕らがばっちり写っていますのでぜひ見てみてください。

最後は空人の宣伝みたいになってしまいましたが、いろいろとお話が聞けて、これからの活動に大変参考になりました。
これからもドローン、WEBサイトに限らず御社のお手伝いができればと思います。
本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

【関連リンク】
・GOR WEBサイトURL:https://www.go-reit.co.jp
・空人 WEBサイトURL:https://sorajin.work

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