伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人が第1期決算、物流施設2物件取得を発表

(Mar. 14, 2019)

伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人が、第1期（2019年1月期）決算を発表した。 第1期の実質的な運用期間は、上場日である2018年9月7日からの147日間。上場時に公表した業績予想に対し、水道光熱費や修繕費、上場費用が減少したことにより、5.2％増益となった。なお、減価償却費の30％を上限として毎期利益超過分配を行う。第1期は97百万円を利益超過分配とし、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は1,729円となった。 期末のポートフォリオは7物件、資産規模（取得額合計）は538億円、有利子負債比率は37.0％。 併せて千葉県印西市、茨城県つくばみらい市の物流施設を取得することを発表した。2物件の取得額は49.9億円。これにより資産規模は588.3億円となる。 これらに伴い、上場時に公表した第2期（2019年7月期）業績予想を上方修正した。 第2期は、新規2物件及び上場時に取得した物件の通期稼働により、前期比35.8％増益を見込む。利益超過分配金101百万円を加算し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,262円となる見通し。 第3期（2020年1月期）は、第2期に取得する2物件の通期稼働により、前期予想比3.7％増益を見込む。利益超過分配金104百万円を加算し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,343円となる見通し。 なお、有利子負債比率は、第2期末に39.9％程度、第3期末に39.6％程度となる見通し。