三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が第15期決算を発表、1口当たり実績分配金（利益超過分配金含む）は8,898円

(Mar. 14, 2024)

三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が、第15期（2024年1月期）決算を発表した。 第15期は、投資口の追加発行を行い、「MFLP東名綾瀬」と「MFLP所沢」を取得した。これにより前期比3.4％増益。投資口数5.6％増加により、1口当たり利益分配金は前期比2.0％減となったが、利益超過分配金を減価償却費の32.3％相当に増額し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は8,898円と1.1％増となった。 期末のポートフォリオは27物件、資産規模（取得額合計）は3,724億円、有利子負債比率は36.4％。 第16期（2024年7月期）は、「MFLP東名綾瀬」の追加持分等、4物件を取得。これにより前期比4.8％増収となるが、固都税、修繕費、支払利息等の増加により、前期比1.2％減益を見込む。利益超過分配金を減価償却費の37.7％相当に増額し、1口当たり分配金は9,214円と3.6％増となる見通し。期末の有利子負債比率は40.8％を想定する。 第17期（2025年1月期）は、既存物件の契約更改による減収、外注委託費の増加等により、前期予想比1.3％減益を見込むが、利益超過分配金を減価償却費の40.7％相当に増額し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は9,313円と1.1％増となる見通し。期末の有利子負債比率は40.5％を想定。 引き続き中期目標である資産規模5,000億円を目指す。