マリモ地方創生リート投資法人が第18期決算、アルティザ長崎水辺の森の取得を発表

(Aug. 19, 2025)

マリモ地方創生リート投資法人が、第18期（2025年6月期）決算を発表した。 第18期は、「MRRおおむた」と「アルティザ川崎EAST」を売却した。前期に取得した物件の通期稼働、ホテルの変動賃料、またアルティザ川崎EASTの売却益612百万円が発生したが、MRRおおむたの売却損464百万円計上、支払利息の増加等により、前期比5.9％減益。減価償却費の30％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は3,697円と前期比2.2％増となった。 期末のポートフォリオは58物件、資産規模（取得額合計）は598億円、有利子負債比率は48.5％。 併せて「アルティザ長崎水辺の森」を取得することを発表した。 物件は、長崎市にある、2019年竣工、10階建のマンション。取得額は8.7億円。 第19期（2025年12月期）は、上記物件の他、「下妻冷凍冷蔵物流センター」を取得する。前期の物件売却損益がなくなるため、前期比21％減益を見込む。減価償却費の30％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は3,058円となる見通し。 第20期（2026年6月期）は、前期に取得した物件の通期稼働や礼金収入の増加により、前期予想比1.9％増益を見込む。減価償却費の30％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は3,123円となる見通し。 引き続き中期目標である資産規模1,000億円の早期達成を目指す。