スターアジア不動産投資法人が投資口追加発行、5物件を取得、1物件を売却

(Aug. 21, 2018)

スターアジア不動産投資法人（SAI）が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2期連続。 発行口数は66,857口、オーバーアロットメントによる売出口数は3,343口。 これにより発行後の投資口数は14.9％増の540,824口となる。 調達額は71億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金とする。 取得する物件は「アミューズメントメデイア学院本館」等、オフィスビル2物件、ホテル3物件の計5物件、取得額は177億円。 また「アーバンパーク新横浜」を売却することを併せて発表。売却額は27.75億円。 これに伴い物件入替え後のポートフォリオの規模は17.6％増の1,020億円（売却予定の博多駅東113ビルを除く）となる。 これらに伴い、第6期（2019年1月期）業績予想を修正。上記5物件を含めた6物件の取得、上記1物件を含めた2物件の売却に伴う、賃貸収益の増加、物件売却益578百万円計上により、7月に公表した業績予想に対し14.9％増益を見込む。投資口数の増加により、1口当たり分配金は3,580円と変わらない見通し。 併せて第7期（2019年7月期）業績予想を公表。新規6物件の通期寄与、博多駅東113ビルの売却益残418百万円を計上するが、固都税の増加や物件売却益の減少等により前期予想比5.1％減益を見込み、1口当たり分配金は3,400円となる見通し。 また、スポンサーであるスターアジアグループが学生専用レジデンスの開発運用に取り組んでいる背景から、SAIの投資対象に学生専用レジデンスを追加する。