ラサールロジポート投資法人が投資口追加発行、ロジポート大阪大正、ロジポート尼崎を取得

(Sep. 4, 2019)

ラサールロジポート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は6月にも行っており、2期連続となる。 発行口数は145,714口、オーバーアロットメントによる売出口数は7,286口。 これにより発行後の投資口数は12.6％増の1,363,000口となる予定。 調達額は197億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金とする。 取得する物件は、大阪湾岸に位置する物流施設2物件（うち1物件は追加取得）、取得額は計350.97億円。ロジポート尼崎は優先交渉権の行使による取得。当初低稼働であったが、スポンサーのラサールグループが早期に稼働アップを実現した結果、高い利回りで取得した。 2物件取得により、ポートフォリオ全体の規模は16.7％増の2,456億円となる。 これに伴い、第8期（2020年2月期）業績予想を修正。 2物件の賃貸収益に加え、ロジポート尼崎のSPC出資の償還に伴う配当金765百万円を見込み、5月に公表した業績予想に対し27.7％増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は3,602円と13.2％増加する見通し。 併せて第9期（2020年8月期）業績予想を発表。 第8期に対し、物件売却益734百万円、SPC償還に伴う配当金765百万円がなくなるため、前期予想比24.7％減益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,782円となる見通し。 なお、有利子負債比率は第8期末及び第9期末ともに43.0％程度となる見通し。