サムティ・レジデンシャル投資法人がスポンサーを割当先とする第三者割当増資、住宅10物件を取得

(Jul. 17, 2020)

サムティ・レジデンシャル投資法人が、スポンサーであるサムティ及び大和証券グループ本社を割当先とする第三者割当増資を行う。発行口数は46,700口（サムティ：27,951口、大和証券グループ本社：18,749口）。発行後の投資口数は7.9％増の639,300口となる。1口当たり発行価額は7月16日終値である100,900円。調達額は約47億円となり、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は「S-FORT大阪同心」等、住宅10物件。売主は全てスポンサーであるサムティ。取得額は計86.36億円。取得後の資産規模は7.8％増の1,186億円となる。 これらに伴い第11期（2021年1月期）業績予想を修正。新規10物件の収益が寄与し、3月に公表した業績予想に対し9.1％増益となり、投資口数が増加するも、1口当たり利益分配金は1.1％増の2,586円を見込む。減価償却費の27％相当額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,933円となる見通し。 併せて第12期（2021年7月期）業績予想を発表。固都税や修繕費の増加により、前期予想比9.6％減益を見込む。減価償却費の30％相当額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,725円となる見通し。 なお、第三者割当増資後のスポンサーの投資口保有比率は、大和証券グループ本社及び子会社である大和PIパートナーズが計40.14％、サムティが13.50％となる。