SOSiLA物流リート投資法人が第2期決算を発表、1口当たり実績分配金（利益超過分配金含む）は2,390円

(Jan. 19, 2021)

SOSiLA物流リート投資法人が、第2期（2020年11月期）決算を発表した。 第2期は、平塚ラストマイルセンターを取得した。固都税が増加する一方、新規物件の収益、上場時に取得した物件の通期稼働により、前期比10.9％増益。減価償却費の30％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,390円となった。 期末のポートフォリオは8物件、資産規模（取得額合計）は777億円、有利子負債比率は34.9％。なお、コロナ禍による影響はなし。 第3期（2021年5月期）は、投資口の追加発行を行い「SOSiLA海老名」「SOSiLA西淀川Ⅱ」を取得し、資産規模1,000億円を達成。これにより前期比19.3％増益を見込む。投資口数が18.9％増加するが、1口当たり利益分配金は前期比0.4％増となり、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,448円となる見通し。有利子負債比率は37.9％を想定。 第4期（2021年11月期）は、固都税の増加により、営業利益ベースでは前期予想比4.8％減益を想定するが、投資口発行費や融資関連費用の減少により、当期利益は前期予想比0.6％増益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,481円となる見通し。有利子負債比率は37.0％を想定。 引き続きスポンサーである住友商事が開発したSOSiLAシリーズの他に、外部物件にも取組み、中期目標として資産規模2,000億円とともに、格付けの向上、インデックスへの組み入れを目指す。