SOSiLA物流リート投資法人が投資口追加発行、SOSiLA海老名等物流施設2物件を取得

(Nov. 13, 2020)

SOSiLA物流リート投資法人が、投資口の追加発行を行う。昨年12月上場後初の増資となる。 発行口数は92,700口、オーバーアロットメントによる売出口数は4,635口。これにより発行後の投資口数は18.9％増の611,685口となる予定。 調達額は118億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は「SOSiLA海老名」「SOSiLA西淀川Ⅱ」の2物件、取得額は計230.98億円。これによりポートフォリオ全体の規模は29.7％増の1,008億円となる。 これらに伴い、第3期（2021年5月期）業績予想を修正。上記2物件に加え、10月に取得した平塚ラストマイルセンターの収益が寄与し、7月に公表した業績予想に対し20.8％増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり利益分配金は1.6％増となる。減価償却費の30％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,448円となる見通し。 併せて第4期（2021年11月期）業績予想を発表。新規2物件の通期稼働により、前期予想比0.6％増益を見込む。利益超過分配を一時的に増額し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,481円と前期予想比1.3％増となる見通し。 なお、有利子負債比率は第3期末に37.7％、第4期末に36.9％程度を見込む。 上場後1年で資産規模1,000億円を達成したことから、引き続き中期目標である2,000億円を目指す。