2014年08月27日

桐谷さんと語るJ-REIT(3/3)

私は、理論株価をよく見て売買しているので、REITも理論株価など見やすい指標があれば・・・

REITも理論株価など見やすい指標があればとよいと思っていました

――REITに対してこうなって欲しいなというものはありますか? また不動産というもの自体によくないとイメージがあると一般的にありますが、どう思っていますでしょうか?
私は、理論株価をよく見て売買しているので、REITも理論株価など見やすい指標があればよいと思っていました。東間さんと話をしていて、ネットにはそういう指標(データ)があることを知りました。私も知らないくらいなので、一般の人はほとんど知らないでしょう。株をやっている人でも、REIT自体分かっておられないし、なぜ利回りがいいのかを知らない人も多いと思ってます。
不動産というイメージだと、バブル崩壊時にも悪いイメージだったりしますので、うまく宣伝したりして、例えば、株主優待をつけるなどREITもうまい宣伝手段を考えると投資する人も増えると思いますね。

大山名人の「助からないと思っても助かっている」という言葉が心に残っていて・・・

――桐谷さんとお話をさせていただいた時に「達観しているな~」と感じたのですが、自分ではどう思っておりますか?
当時将棋の世界は、ある年齢で初段にならないと退会という規定がありましてね。私は18.5歳で入り1年半経っても2級にしかなっていなかったので、年齢制限で退会かな~と思っていたんです。ですが、将棋ファンの方のお家に居候していたころに大変応援してもらっていたら、14連勝しまして、ぎりぎり退会を免れたことがあるんですよ。その時「人生はぎりぎりのところでも生きてこれるんだな~」と思い、今は楽観的に考えてます。
あと大山名人の「助からないと思っても助かっている」という座右の銘が大変心に残っていて(私も何回かありましたので)、株で儲けようと思ってなく、配当や優待で残りの人生を楽しく過ごしたいと思っているので、株が上がっても下がっても気にならなくなりましたね。

なるべく好きなものを食べるんですが、期限の近いものは必ず食べる

――優待券のバッグをみせてもらってもよいですか?
優待券というのは締切があるので、使わないと紙切れになってしまいます。優待券バッグには1回使う分量だけを入れていて、使えば補充しております。なるべく好きなものを食べるんですが、期限の近いものは必ず食べる。
「本当に優待で生活できますか?」ってよく聞かれるんですが、本当に生活できています。家賃、電気、ガス、水道以外は、他の優待族の方に聞くと、3000万円くらい投資すれば、優待で生活が賄えるらしいですね。
本日、身に着けているメガネ、ネクタイピン、Yシャツ、時計、靴なども優待券で賄っています。
元本を減らさないように分散投資をして、REITの高利回りや優待で生活するのもいいと思いますよ。
――ありがとうございました。
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